不思議な生き物・人間


ある人材採用のノウハウDVDを見ていて
なんとなく思ったことを
なんとなく書いておきます(笑)

そのDVDの中で
「面接で落としてはいけない人」という説明があり、
そのなかのひとつに
「『夢がない人』を安易に落としてはならない」
というものがありました。

一見、意欲が低く見えるかもしれないけれど、
ささやかなことで幸せを感じられる人であったり
ささやかなことに意味づけができる人であったりする
だけかもしれないから、と。

つまり、夢がないことが、マイナスなこととは限らない
ということです。

やりたいことが定まらないということも
好奇心が旺盛なことの現れかもしれません。

嫉妬をするということも
成長欲求が強いことの現れなのかもしれません。

これっていう特徴がないということも
なんでもバランスよくこなせる現れなのかもしれません。

自分のことについてもそうです。
欠点だと思っていたり
大したことがないと思っていたりしたことが
他の人からすれば素敵な特長なのかもしれません。

見方次第で
マイナスがプラスになったり
プラスがマイナスになったり。

となると、わたしたち人間は
自分で勝手に目の前の物事について
プラスかマイナスかを決めていて
その自分で勝手に決めたプラスやマイナスに対して
自分で勝手に喜んだり悲しんだりしている
ということになるなあと。

不思議な生き物ですね、人間って。