センサデータが占いの領域に?!(「データの見えざる手」を読んで)

1月頭からちょこちょこ読み進め、
ようやく本日読了しました。

「データの見えざる手」(矢野和夫、草思社)

 

面白すぎました。

あらゆるデータと、星座の付け合せ検証をやってみたいと
いつも思っているわたしにとって、ワクワクが止まらない一冊でした。

そんな中で、最も興味深い!と思ったのは。

自分が開発したウエアラブルセンサを使い、
日常のあらゆる行動をデータ蓄積している
矢野さんは、大量のセンサデータを日々見ているうちに、
今日の自分の状況にあったアドバイスを
自動で生成できないかと考えたらしく。
そのシステムの開発にもすでに成功しているそうで!

「仮に緊張する状況になっても、ぶれずに前に進め。思い切って踏み出せ」(あとがきより) 
とかいうアドバイスが出てくるらしいんですよ!
めっちゃ占いっぽくないですか?!

このアドバイスが出た日と、矢野氏のネイタルチャートとトランジットチャートを
重ね合わせて見てみたい!!(≧∇≦) とめちゃくちゃ思いました。

どなたか、矢野さんをご紹介して〜(笑)


他に面白いな〜と思ったのは、
人が「幸せ」と感じる要因が、データから明らかにされているという点でした。

本書で矢野さんが紹介している、カリフォルニア大学リバーサイド校
ソニア・リュボミルスキ教授のハピネスの研究によると、

人が「幸せ」と感じる要因は
50%が遺伝的なもの=先天的なもの、
残り50%が後天的なものであり、

その後天的なほうの50%の内訳が
環境要因(人間関係、お金、健康など)が10%、
残りの40%が「自ら意図を持って何かを行うこと」
なのだそうです。

何かを行った結果、成功したかどうかは関係なし。
自ら積極的に行動を起こすこと自体が人の幸せであり、
それはお金のありなしよりも、より影響が大きい
のだそうです。

そのことを、矢野氏は、リュボミルスキ教授とコラボして
人の動きをデータで集積し、積極的に動くと幸せを感じる、
ということを実証しています。

「自ら意図を持って」って書くと大げさですけれど。

今日は気になるあの人に挨拶してみよう♡
くらいの意図でも(笑)、決めてその通りに行動すれば、幸せになれるわけですよね。

先天的なものはしょうがないにしても、わたしたちはよく
「これができるようになったら」とか
「これだけ資金がたまったら」といった理由をつけては、
本当にチャレンジしたいことを先延ばしにしがちですね。
幸せを感じる確率が10%の環境要因に、
あえて挑戦していることになりますね(笑)

環境を用意するよりも、動いてみたほうが、幸せになる確率が高いとなれば。

さあ。貴方なら、どうします?


立て続けに入ってくるメッセージ

変容に立ち会う。

このことにまつわるメッセージが、立て続けに今、自分に入ってきています。

わたし、ネイタルのMCが水瓶座でして、そのサビアンが、

"A Watchdog Stands Guard, Protecting His Master And His Possessions"(主人と主人の持ち物を守る番犬)なんですね。

この番犬は、あの世とこの世の間にいて、目に見えるものと見えないものを仲立ちします。

人に霊的な成長をうながそうとします。下へ落ちちゃいそうな人を守って上へ引き上げようとするところもあります。そんな役割を、自分のMC=社会的使命としてとらえやすい、ということです。

これは前から知っていたのですが。

自分の産土神である、大己貴命(大国主の若い時の名)が、上記とほぼ同じような存在であることを、今日、知りました。



以下、出雲大社サイトからの転載です。

===
(大国主は)幽冥主宰大神(かくりごとしろしめすおおかみ)とも称されます。幽冥(かくりよ)とは、神の世界のことで、人々の亡くなった後の霊魂が帰る世界でもあります。この幽冥は我々の世界からは見ることのできない世界でありますが、大国主大神は、幽冥主宰大神として、この幽冥をおさめられ、人々の霊魂をもおさめられる神さまです。
===

大国主は、国造りの神様として有名ですが、目に見えない世界のおさめていたとは、知りませんでした。

霊的なものを地におろし伝えていく。

それをやっていくときなのだと、色んな方向から言われている気がしています。


ウルトラディアン・リズムと、1万時間の法則と、土星の公転の間の美しい関係

長ったらしいタイトルですみません(笑)

関係が美しい!と前々から思っていて、その感動をシェアしたいだけなんです。

おまえの感動に、ちょっとくらいつきあってやるよ、という余裕のある方に
読み進めて頂ければ、これ幸いでございます。




ウルトラディアン・リズムってご存知ですか?
数十分から数時間の周期性を持つ生物の行動・生理現象です(Wikipediaより)。

よく知られているところで言えば
人間の睡眠周期で、1.5時間つまり90分の倍数の睡眠時間を取るとよい、という話です。

この90分は、睡眠だけではなく
日中の時間にもあてはまるそうで、
90分集中したのであれば、20分休憩を取ったほうがいいのだそうです。
(参照:生産性を最大限に高める「集中と休息の黄金比率」 

休憩をいれると110分。
約2時間のサイクルで作業をすると効率がいいということですね。
人によっては、30分作業しては10分休憩するサイクル(3回繰り返せば2時間)がちょうどいい
という方もいらっしゃるようです。

ちなみに、この2時間サイクルが望ましいというのは、
占星術のハウスからも近しいことが言えるのでは、とわたしは思っています。

ホロスコープ・チャートは、12の部屋(ハウス)に分かれており、
1日のうちに、12のハウスすべてに関わる行動を意識してとると、
より精神的に満たされると言われています。

24時間を12ハウスで割ると
1ハウスあたり2時間。

でも、1ハウスに2時間まるまる使ってしまうと、現実的には寝る時間がなくなってしまうので、
1ハウスあたり1~1.5時間ずつくらいにするか、ハウス2~3つ分の行動を兼ねてやるか
になっちゃうのですけれど。

休憩も行動のうち!(12ハウスの「癒し」の行動)と割り切るのもありかもですね。


と、まあ本題はそこではなくて。

さきほどのウルトラディアン・リズム=休憩込みの2時間で、毎日何かに集中したとします。

天才! 成功する人々の法則 で有名になった、1万時間の法則によれば、
何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達は、
共通して、その分野のことに1万時間打ち込んできているらしいので、

※ただ単に1万時間つぎ込めばいいだけではない、などなど、賛否両論はあるようですけれど、ちょっとそれはスルーして(笑)

1万時間を2時間で割り込んでみると、5000日かかる計算になります。
5000日は、13.7年、約14年。

この14年という数字は、
占星術がお好きな方ならピンとくるでしょうか、
土星の公転周期29年の約半分です。

土星は、わたしたちに
現実社会のできごとを整理したり、
課題を明らかにしたり、責任をとったり、ということをうながしてくれ、
それを繰り返していくことで、大きな目標の具現化へと導いてくれます。

多くの人が、29歳前後で大きな転機を迎え、これからの人生の方向性を見すえるのは、
この土星が、自分の生まれの土星の位置に戻ってくる影響を色濃く受けているからであり、

さらにそこから約14年前後の42~43歳で
①社会的地位がぐんと上がったり
②体調を大きく崩したり(いわゆる厄年)するのも、
土星の影響によるものと言え、
14年前に自分が掲げたテーマに対して
土星がギフトをくれて、さらにステップアップさせてくれるのか(①のほう)
もしくは、それ、自分の望んでることと違うでしょ!
と軌道修正をかけてくるのか(②のほう)、なのです。

※上記影響は、土星だけじゃなくて、天王星の関わりも強いですけれど。



このウルトラディアン・リズムと、
1万時間の法則と
土星の公転の絶妙な重なり具合。
とても美しい!と思うんです。

そして、世の中の真実と呼ばれるものには
シンプルで美しいものが多いので、
わたしは勝手に、これは真実だと思おうかと(笑)

※1万時間の法則の法則を反証した人は、ウルトラディアン・リズムを加味してもう一回やってみて?とお願いしたい(笑)


さてさて、みなさんは、
1日2時間、何に集中したいですか?