自己重要感がある人たちは、「あるべき姿」をあきらめている。

ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院研究教授の
ブレネー・ブラウン氏による
TEDxHouston(2010年6月)でのプレゼン。

「傷つく心の力」



面白かったですよ。

気になった字幕をいくつか、
以下にご紹介します。

すこーし、わたしのほうで
加筆しているところもありますが
お許しください。

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「関係性、つまりつながっていると
感じる能力は神経生理学的にも
認められた能力で
生きる理由(※)なのです」

※字幕では「生きる理由」とコンパクトになっていましたが
実際には、「今ここにいかにして存在しているのか、
なぜここに存在しているのか、ということ」と述べていました。

「関係性を持つには、私たちは
自分自身ををさらけださなければなりません」

「自己価値感(自己重要感)がある人
たちが共通して持っていたのは勇気でした

勇気の語源は、
自身のことをあるがままに話す ということです

こうした人々は
不完全でもあってよいとする
勇気こそを持っていたのです

自分への忠実さへの結果、
自分のあるがままを受け入れるために
あるべき姿については
あきらめていました」

「(自己価値感がある人たちは)
心のもろさを受けれていたのです

自分たちの心をもろくするものこそ
自分たちを美しくすると言います

心のもろさが快適であるとか
それが自分たちを苦しめているとも
言いません
単に必要なことだと言うのです」

「人間は選択的に感情を
麻痺させることができません

これが心のもろさ 
悲しみ 恐れ 失望などと
特定できないからです

こうしたつらい感情を麻痺させるとき
同時に喜びや感謝の意や幸福も
麻痺させてしまうのです」

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「あるべき姿」
ではなく
「あるがままの姿」
でいい。

今感じているこの感情を
麻痺させずに
そのまま受けとめればいい。

ということですね。

自分自身を知ることは
よりよく生きていくために
とても大切なことだと
わたしは思っています。
それを裏付けてくれるような
プレゼンでした。


でも、わたしが不思議に思うのは、
自分の「あるがままの姿」を
さらけだしているのに、
喜びや感謝の意や幸福感に
つながっていないような方も
いらっしゃるということです。

「あるがままの姿」を
さらけだしているはずなのに、
そこに悲壮感や卑屈感を
漂わせている場合がある。

喜び、感謝、幸福に
つながる人とつながらない人の
違いってなんだろうと、
ちょくちょく考えます。
(いいかわるいかではなく
単純に知りたいっ。)

なにかお考えのある方
いらっしゃったら
教えてください~。