世の中すべては、根っこでつながっていると思う。


福岡伸一氏の「動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか」
を読みました。




分子生物学専攻のバリバリ理系博士なのに
とてもやわらかい文章を書く方です。

低反発ものとか、焼く前のパンの生地とか
やわらかいもの好きなわたしとしては
時々この方の本は衝動的に読みたくなるのです。
(ちょっと質が違うけど(笑))

でも今日お伝えしたいのは、本書の内容ではなく。

タイトル通り、
わたしは「世の中すべては、
根っこでつながっていると思う。」ということ。

福岡氏が論ずる「動的平衡」は、
英語で書くと、
Dynamic Equilibrium(ダイナミック イクイリブリアム).
生命は間断なく流れながら、
精妙なバランスを保つもの、と説いています。

また、福岡氏はフェルメール作品をこよなく愛し、
展覧会を企画・監修しているほどです。
フェルメールの絵には境界線ははっきりとは描かれておらず、
光の粒子の集まりで、人物の輪郭を捉えているのだそうです。

イクイリブリウム。光。
なんともオーラソーマ的ではありませんか。
福岡氏がオーラソーマをご存知かどうがは分かりませんが。

こういう共通項のようなものを見つける度に、わたしは、
人間は突き詰めれば同じひとつの「何か」を追い求めているのであり
それをたまたま違う形で表現しているにすぎない、
すべては根っこでつながっているじゃないか
と思うのです。

その「つながり」を見つけては
ああ面白い、ああ楽しいと
キャッキャしているわたしです(笑)

「つまるところ同じでしょ」と思うのは
わたしの水星と海王星が射手座にあるから?(笑)
と思って、また、ああ面白いと思っています。


...今日はあまり結論めいたものはありません。

ただただ、この面白さを共有したいと思うばかりです。