美しい日本語に触れたい方にオススメ☆福岡伸一/できそこないの男たち

福岡伸一氏の本は、以前人に勧められて読んだことがあったのだが、
自分の会社の社長が、たまたま同氏の別の書を有していたので借りて読んでみた。
決して、タイトルから意図的に手にしたわけではないw

生物の基本仕様は女性であり、それを無理やりカスタマズしたものが男性で、
そこには不整合や不具合がありますよ、というお話。

福岡氏は、分子生物学専攻、つまり理系肌なのに、
文系顔負けの非常に美しい文章を書くと思う。
生物学の"せ"の字にも触れてこなかった私でも、
具体的なイメージを描きながら読み進めることができる。

生物学に興味がなくても、言葉紡ぎがお好きな方には
是非、読んでみて頂きたい一冊。