Re: 誰無駄か。


部屋の片付けをしながら、考えたこと。

ある種、自己肯定と思ってこれを書くので、
わたしがわたしを肯定する文章を読むのはつまらないと思う人は、
ここで読むのをお止めください。

2ヶ月弱、仕事のひとつとして毎週、経済レポートのまとめをしていた。
各調査会社から発行されるレポートの、経済見通しを世界と日本とに分けて
要点をぎゅっとまとめて箇条書きにしていた感じ。
これを始めたのが丁度10-12月期のGDP速報値が出た直後くらいからだった。

これを最終的にどういう成果に結びつけられるかは、正直自分も手探り状態だったので、
ひとまず重要と思われる点を淡々と書き出しては、自分の所感を簡単に添えて、を繰り返していた。
それでも、新聞等で細切れに読んで点でしか把握できてなかった経済状況が、まとめてレポートを読むことで
大きなつながりをもって見れるようになりだしたという感覚が確かに得られた。
なので、自分の中では有意義な行為だったと思っている。

この感覚を、他者(主には会社の人)にもうまく共有できるアウトプットを作るというところまでは
まだ至っていないので、仕事としては不十分というのは自覚しているし、
他の経済本の内容含め、図なども活用して、俯瞰できるものをこれから作りたいとは思っていた。
GDPの確定値まで大体出そろうと、レポート発行数も落ち着き、
どのレポートを見ても目新しい内容が乏しかったので、ここらがタイミングか、と思って、
そういう風に社内で宣言もしてみた。
そうしたら。

「時間の無駄だからいいよ。」

と、とある人から言われた。
そのときは、あまり気を留めなかったのだが、突っ込んで考えて考えてみると、
レポートのまとめ自体はもう時間の無駄だから、次のステップ(俯瞰できるものをつくる)にいくべきだ、
というのか
そもそも経済状況のまとめ自体、無駄だからもう何もしなくてもいいよ、というのか
分からなくなった。

このまとめは、きっかけはどうあれ、自主的にやると言い出したものだけれど、
最初から、やるよ、とは報告していたので、
今になって無駄という言葉が出てきたことに、むかっ腹が立ってきた。

でも自分に対して、これは確実に言える。
無駄じゃない。
これは既に書いた通りに。絶対に。

社内で活かされなくても全然いい。
自分のやりたいことで活きてくるところがあるかもとも思っているし。

できあがったらここでアップして、
見てくださる方にご意見を伺ってみるのも面白いと思うし。

最後にもう一度、自分へ。
無駄じゃないからね。大丈夫だよ。



Re: そのとおり。


藻谷 浩介
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-06-10

現在のデフレは、生産年齢人口(15~64歳)の減少から
1.需要不足・消費不足が起こり(高齢者は消費<貯蓄であるため)、
2.モノが売れなくなり、
3.企業の収益が落ち、
4.労働者の給料が減り、
5.消費意欲が高いはずの現役世代のその意欲を削ぎ、
1にまた拍車をかけているサイクルで起こっていることなのだ、
ということを
基礎的なデータの提示と、それに対して予想される反論を掲げ
さらにそれに反証を提示して行くという
わかりやすい経済本。

これに対する解決策として
3つの目標と3つの具体策を提示しているが、
この具体策の論の展開が薄いのが残念だった。

特に、その目標のうちのひとつ、
「生産年齢人口が減るペースを少しでも弱めよう」
に対する具体策
「女性就労の促進と女性経営者の増加」には、
女性としてはすんなり「いいね!」とは言えない内容。
女性就労の促進自体はいい。正しいと思う。
だが、それを促すための策として、
退職した男性高齢者が家事に当たればいいと、
さらっと書いて終わっている。

大変なのは、家事ではない。育児だ。
家事もそれなりに時間をくうので、大変は大変なのだが
家のことだけなら、自分の工夫次第であったりするので
仕事との両立はなんとかなる。
でも、これは最近お世話になりだしたある男性も仰っていたことが、
育児は子供の予測不能な動きに対応する必要がある。
危ないことをしないか張り付き状態になる。
いけないことをしたならば、ちゃんと向き合って教える必要がある。
子供とはいえ、心をもった人間だから、
言葉や態度にも気をつける必要がある。

もしそれを、男性高齢者の方々にお願いするとしたら。
大変申し訳ないが、直感的に恐い。
その世代の方々は、
仕事一辺倒、家庭よりも会社を優先してきた方々が多いと思う。
そういう方々にそれができるのか?と思ってしまう。

直感でしかないので、ここは是非、男性の皆さんからの
「そんなことない!」というご意見を頂戴できたら、と思う。

わたしだって、安心して子供を預けて、誰からも文句を言われず、
遅くまでバリバリ仕事ができる環境がほしい。
それが確保できるなら、
もっと前向きに、生産年齢人口増加に貢献することを検討しますよ。

と、建設的ではない意見になってしまった...



やって損なし!ひとり合宿のススメ。(その2: やりたいことリストの作り方&自分の答え)


先の投稿に続きまして。本題です。
わたしのやりたいことって、どうやってまとめたの?
どんなんになったの?というお話。


まず、参考にした記事はこちら。

来年「本当にやりたいこと」を見つけるための4ステップ - @IT自分戦略研究所
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/fujimi/06/01.html

2010年の年末の記事なので、ちょっと古いですが、
難しすぎず、時間さえちゃんと取れば投げ出さずにできそうと思ったので採用しました。


この記事では大きめの付箋を使ってやっていらっしゃいますが、
わたしは、練習も兼ねて、MindNodeというマインドマップアプリを使いました。

index.png

自宅ではiMac(無料版アプリ)で、ホテルではiPad(850円の有料アプリ)で。
無料と有料アプリ間では、同期をしてくれないので、dropboxを使ってファイル移動させてます。
iPad版は、文字編集時にタップをしてキーボードが出てくるまでにちょっとモタツキ感はあるものの、
マップの整形にあまり気を取らずに済むので、考えることに集中する際にはオススメツールかと思います。


踏んだステップは、参考記事の通りで、
1.「やりたくないこと」を書き出す。
2.「やりたいこと」を書き出す。
3.「思い」と「行動」の一貫性を整理する。
4. テーマを決める。
の4つ。
参考記事には書かれていない、わたしなりの部分を以下に書いていきますね。


1.「やりたくないこと」を書き出す。

これは、ホテルへ行く前にやり切っていきました。
思いつく端から出していっても良いのかもしれませんが、
わたしも、参考記事の筆者さんが仰る通り、考えを広げたかったので
衣/食/住/仕事/勉強/お金/家族/人(家族以外全般)/思考・言動
とカテゴリを決めてから、それぞれ「どうしたくないか、なりたくないか」を出していきました。

小さいですが、イメージだけ掴んでくださいw
詳細を見られてはちとアレなので^^;

やりたくないこと_convert_20120331235018

このカテゴリの中で、もしかしたら、思考・言動がイメージがつきにくいかもしれませんね。
そんな難しいことは書いていなくて、
思いつくとすぐやってしまう、とか、突き詰めない、とかその程度の
自分のここは直したい~と思う思考・行動パターンを書いています。



2.「やりたいこと」を書き出す。
ここから先が、ホテルにて。
やりたいことマップのベースを作るのに、
やりたくないことマップに書いたことを、そのまま正反対の言葉に変換しました。
ちょっと意味が通じないところも出てきたので、それは適宜修正しながら。
そのベースに、年始で既に出していた、2012年にやりたいことを書き足して、
重複するところや、考えが変わって無くてもいいと思ったものを削除しました。
出し切れたかどうか不安だったので、ここでtwitterで
「わたしは何をよくつぶやいている印象ですか?
何に主に興味がありそうに見えますか?
何に対して楽しそうにしてますか?
何でもいいから教えてくださいっ(^◇^;)」
とフォロワーさんに問いかけました。
自分が興味を持っていることというものは、
意外と自分では分かっていなかったりします。

本当は、自分の日々のつぶやきから、何を多く発言しているか拾ってみようと思ったのですが、
これというサービスが見つけられず、フォロワーさんに聞いてしまった、
というわけですw
時間があれば、事前に自分のつぶやきを眺めておくとか、
先日読了本としてここでもご紹介した、
「たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門」

にもEvernoteを活用しての自分のつぶやきの分析方法が書かれていますので、
ご参考になさってみるとよいと思います。
(但し、Evernoteにつぶやきが溜まるまでのある程度の日数が必要です。)
これを読むと、自分が興味を持っていることというものは、
意外と自分では分かっていない、ということもよく分かったりします。
わたしの場合ここで、やりたいこととはまた別の、意外な&深い深い発見ができて、
それは先日のブログで浅くですが書いていますので、
そちらをご参照くださればと思います。
横道にそれたものの、これはこれでほんっとうに、聞いて考えられてよかったと思いました。
フォロワーさんとのやりとりから、
本筋の、やりたいことについては、
もう自分が考えていたことで網羅できていると思ったので、
次のステップへ。
3.「思い」と「行動」の一貫性を整理する。
参考にした記事にもある通り、やりたいことを

・我慢:本当はやりたくないのに、仕方なくやっている。
・断念:本当はやりたいのに、あきらめている。
・自由:やりたくないことを、自分の意思でやっていない。
・充実:やりたいことをやっていて、充実している。

の4つのカテゴリに分け直しました。
参考記事のマトリックスもご覧になりながらやってみると分かりやすいと思います。
わたしは、断念のところは、あきらめている、というよりも、
やりたいのにやっていない、くらいに読み替えることにしました。
そもそも「やりたいこと」から分け直しているので、
断念のところは多いです。
ですが、自由や充実に入ってくるものもちゃんとあって、
自分の意志でこれだけのことは決めて行動できているんだな、と安心できました。
これからは、どんどん断念から充実へ移動できるものを増やしていくぞー!
って感じですね。
4. テーマを決める。
できあがったマップを眺めてみて、決めたテーマは、
「丁寧に創り丁寧に積み重ねる。」
今まで、大雑把のO型らしい生き方をしてきてw
蓄積してきたものがない、もしくは薄っぺらく感じていて、不安になっていたようです。
それを補完しようと、ココ最近は、分かりやすい資格取得に走っていたのかもしれません。
なので、これからは、丁寧に、そして意識して積み上げていく。そんな人生にしようと思っています。
テーマを決めると、自分の情報に対するアンテナも定まるので、
不思議と関連した情報が目にとまりやすくなりますよ^^
税理士試験に対する自分の答えは?
そもそもやりたいことを整理しようというきっかけになった、
税理士試験に対する自分の考えは、というと。
「自分のやりたいことから考えれば、
税理士の資格は不要、簿財の知識があれば充分、
もし税務の知識が必要となっても、今ある人脈の中でご協力を仰げばよし、
自分だからこそ出てくる発想をもっともっと膨らましていくことに、もっともっと時間を充てていくべき!
だから、今年の夏の試験を最後に、試験勉強からは離れよう。」

という考えに至りました。
今回作ったマップを見直し、加筆・修正していく中で、
また必要を感じることがあれば、戻ってくるかもしれませんが、
今は、士業全般から離れる予定です。
ちなみに、やりたいことというのは、
それ自体がアイディアのネタなので、ここでは言いませんw
(既にtwitterで漏らしていたりはしますがw)
最後に。ひとり合宿or時間のススメ。
ひとり合宿でなくても、ひとりの時間を持つということは、
自分と向き合ういい機会になるのでオススメです。
自分がやりたいこと、自分が幸せと感じることに集中すると、
それをやりたいと考えているだけでも、
他者に依存しない、左右されない時間が作れるので、
安定的な気持ちを自分で引き出せます。

わたし自身、ひとりでこんなに充実した気持ちを持てるようになるとは、思ってもみなかったです。
わたしもまだまだ発展途上ですけれど、
精神的に自立したいと思っているアナタ。ぜひ、ひとり合宿or時間を試してみてください^^

やって損なし!ひとり合宿のススメ。(その1:ヒルトン成田編)


先週末の24、25日に、ヒルトン成田でひとり合宿をしました。

IMG_0760.jpeg

ひとり合宿?何それ?と思われた方、いらっしゃるかもしれませんが、
最近ひとり時間というものが話題になっていたりしまして。
「ひとり時間で自分を変える!」と日経ウーマンさんもうたっていたりするわけです。
http://www.fujisan.co.jp/product/1926/b/777018/

今までやってきた税理士試験勉強にも色々と疑問が出てきていたので、
3月頃までに一度きちんと自分のやりたいことを見直そう、と
年末年始あたりからずっと
「どこかでじっくり考えたいな~」と思っていました。

そこへfacebook上の企画として、ヒルトン成田さんが、
1部屋1泊5,000円で泊まれちゃいますというキャンペーンを張り出したのが丁度目に留り。
(ちなみに、このキャンペーンの申し込みは2月末でもう締め切られています。残念ながら。)

場所も日常から離れて、がっつり考えるか!と思って決行したわけです。

まずは、ヒルトン成田さんはこんなんでした!というまとめをいたしますね。
わたしが自分のやりたいことをどうやってまとめたかは、次の投稿で。




撮った写真をアルバムにして、
それぞれにコメントを添えました。
スライド左下の吹き出しをクリックして頂ければ 出てきます。
こちらをご覧になって、ヒルトン成田を感じ取って頂ければ^^

ほんとにひとりで行ったので、わたしは写っていません。
ご容赦をw