金沢〜地元再発見〜


7/21、22で石川県の内灘と金沢に行ってきました。
1日めは内灘の友人が主催してくださったBBQに参加、
2日めは金沢市内観光。

実家が富山、大学が金沢のわたしにとっては、ほぼ地元なのですが、
ご一緒した姐さまのおかげで、新たな視点で見て回ることができました♪

そのときの写真をスライドにしました。
少しコメントも添えてありますので、雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。




読了☆哺育器の中の大人、キャラ化する/される子どもたち





どちらも心理学的知識を得たくて、
特に、「何故最近、就職活動に失敗する若者が増えているのか」を掴みたくて、読んでみた。
敢えてこの本を選んだわけではなく、色々な流れが重なって手に取った、という感じだけれど。

先に読んだのは「キャラ化〜」のほうだが、
内容は「哺育器〜」のほうが古いので、こちらのレビューを先行させつつ
2冊まとめて書く。

はっきり言って長いし、文字ばっかりなので、
お読みくださる方は、お時間があるときにどうぞw




「哺育器〜」は、伊丹十三氏と岸田秀氏の対談形式。
岸田氏によると、
動物は、本能が完全な状態で生まれてくるので、産み落とされてすぐに、教えられなくても
立ったり食べたりするといったことができる、つまり行動規範が確立しているのに対し、
人間は本能が未熟な状態(本書では「壊れた状態」と表現)で生まれてくるため、
行動規範が定まっておらず、本能に基づく現実世界の意味付けができない。
例えば、これは食べられるもの、食べられないもの、という概念が持ち込まれなければ、
何を口にしていいかすら分からない(赤ちゃんが何でも口に入れてしまうことに現れている)。
この食べられるもの、食べられないものという概念は
本能で定義付けられたものではない=現実とは合致しようがない=現実の写しではない、
ということで、岸田氏はこれを幻想と呼んでいる。
本能が壊れているので、自己というものもまた、何の基盤もない幻想からできていて、
この他者は「家族」である、あるいは「学校の先生と生徒」である、
あるいは「同じ国民」であると意味付けされた関係の中で、
自分の役割=自分というものの領域=”これこれしていい”自分、つまり自我を見いだす。
他者との関係の中で自我を見い出すので、他者の役割も明らかになっていないといけない。
そうすると、他者に依存することになるので、自我にとって心地よい他者
つまりは、「最初に自我が形成される親との関係の上に積み重ねやすい関係、
統一性を保ちやすい関係をもつ他者」を選ぼうとする。
また、人間は外界に晒されない、母体の中にいるときが一番心地よい状態
(一次的ナルチシズムという。天上天下唯我独尊で自分が一番偉い状態)で、
そこへの回帰願望が常にあるため、
自我の統一性を保とうとする=自分にとって心地よい状態を維持しようとする。
かつ、人間は種族保存本能すら壊れているけれども、
その保存しようとするエネルギーだけは残っていて自我を保つことに使われているため、
自我の統一性を保つために生命すら投げ出す、つまり自殺することもある、という。
一方で「キャラ化〜」は、
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授の土井隆義氏による、最近の若い人たちの心性の考察。
ケータイ、インターネットの普及により、最近の若者は
自分とつながりやすい人とだけつながることができる狭い世界で生きており、
自分にとって心地悪い、異質だと思う人は始めから排除しているため、敵対的な関係も存在せず、
そのため、敵に対抗するという共通目標の下で自分に役割が割り振られるということもなく、
その狭い世界で自分の居場所を確保することが難しくなっているという。
狭い世界での関係を維持していくために、お笑い芸人のボケ、ツッコミというように、
互いに補完し合えるキャラ=役割を演じ合っている。
場が異なれば、またキャラも違えなければならない。
この場によって演じ分けるキャラを外キャラというのに対し、
自分は何者かという不変不動の持ち前のキャラを内キャラという。
価値観が多様化し、いかに生きるべきかを指し示す人生の羅針盤が
社会のどこにも見当たらないという不安があるため、この揺るがない内キャラに依存することになる。
依存しているがために、変わってはいけない、変えられないと思っている。
そうすると、挫折を味わうような経験をしたときに、
異質な人と向きあうことに慣れていないこと、
挫折した自分が理想的なものではない異質なものと捉えること、
挫折した自分=挫折した内キャラは変えられないもの、ということが重なり、
変えられない異質なものは排除するしかない
→自分自身の排除=自殺しかなくなる、ということが起こる、という。
この2冊を合わせて考えると、
外キャラの存在は時代によって出てきたものかと思うけれど、
内キャラは自我として捉えることができ、
それは人間にとってもともと守るべきものとしてあり続けたのではないかと思う。
それを守るため、どの時代も自分にとって心地いい人とつながろうとはしていたけれど、
最近においてはより心地よくないものの排除傾向が強くなり、
しかも自らの手でそれが安易にできてしまうため、
自分自身の排除もまた安易に行われるようになってしまったのではないか、と思う。
しかし、この2冊を読んでもまだ、
自我というか内キャラというか、それを守るための自殺ということが
自分の中でピンとこない。
自殺したいと思ったことがないから、ピンとこないのは当たり前なのだろうけれど。
自分が「ピンとこない理由」を突き詰められれば、
若者を自殺したいと思う衝動から解放することができるかもしれない。
というか、そんな大それたことまでできなくても
少しでもラクに生きていくことができるヒントみたいなものを伝えることができたらなあ...
と思う今日この頃。

Re: もっと。


数学は、人生をよりラクに生きるための力を、
数字を通して育むことができる学問かもしれない、と本書を読んで思った。

数学に感動する、面白いと思うために必要な能力として、
筆者は以下のものをあげている。(私なりにやや文書をまとめている。)

・記憶力=小学3年くらいまでの理屈抜きでものを覚える能力。
数の世界に親しみ、感覚をつかむために必要。
・イメージ力=頭の中で全体を見渡す能力。
・発想力=ちょっとしたアイディアを思いつくひらめきのようなもの。
似たような問題を連想する力に支えられている。
・推理力=もしも、なぜならと仮説を立てて検証する能力。
・位置づけ能力=自分の経験を通して理解する、ピンとくる能力。
・洞察力=ある具体的な形の問題の中に違った構造のものが隠れていたり、
別の問題で見た構造が組み合わさっていたりという、奥深い構造を読み取る能力。

記憶力はちょっとおいとて、それ以外の能力は数学ではなくても、
社会に出てから必要なものとして上司から教わったり、
ビジネスhow to本で読んだりしたことの類いではないだろうか。

これらの能力の土台として必要なのが、記憶力だとわたしは思う。
どの能力も、そもそもの定理やルールが分かっていないと=使える知識や過去の経験を
頭の中にいつでも引き出せる状態で持っていないと、発揮できないからだ。

この本は、数学に必要な能力として紹介していたが、
もし、学生の頃に先生から、
「数学ではこういう能力を高めることができてね、
社会に出たらこういう場面で役に立つから、だから今のうちに鍛えておこうね。」
なんて言われていたらどうだっただろう。
もう少し数学と向き合う時間が長くなったんじゃないだろうか(笑)

今の教育の現場に、そんな風に伝えられる先生がいるとは到底思えないのが、悲しいね。



読了☆今日もていねいに。


ほんの少し、気持ちを込めて、
昨日よりもちょっぴり上質な今日を送るためのコツ。
そういったものを教えてくれる、素敵な素敵な文庫本。

カバーもあったかみがある。
手放したくない一冊。


Re: 誰無駄か。


部屋の片付けをしながら、考えたこと。

ある種、自己肯定と思ってこれを書くので、
わたしがわたしを肯定する文章を読むのはつまらないと思う人は、
ここで読むのをお止めください。

2ヶ月弱、仕事のひとつとして毎週、経済レポートのまとめをしていた。
各調査会社から発行されるレポートの、経済見通しを世界と日本とに分けて
要点をぎゅっとまとめて箇条書きにしていた感じ。
これを始めたのが丁度10-12月期のGDP速報値が出た直後くらいからだった。

これを最終的にどういう成果に結びつけられるかは、正直自分も手探り状態だったので、
ひとまず重要と思われる点を淡々と書き出しては、自分の所感を簡単に添えて、を繰り返していた。
それでも、新聞等で細切れに読んで点でしか把握できてなかった経済状況が、まとめてレポートを読むことで
大きなつながりをもって見れるようになりだしたという感覚が確かに得られた。
なので、自分の中では有意義な行為だったと思っている。

この感覚を、他者(主には会社の人)にもうまく共有できるアウトプットを作るというところまでは
まだ至っていないので、仕事としては不十分というのは自覚しているし、
他の経済本の内容含め、図なども活用して、俯瞰できるものをこれから作りたいとは思っていた。
GDPの確定値まで大体出そろうと、レポート発行数も落ち着き、
どのレポートを見ても目新しい内容が乏しかったので、ここらがタイミングか、と思って、
そういう風に社内で宣言もしてみた。
そうしたら。

「時間の無駄だからいいよ。」

と、とある人から言われた。
そのときは、あまり気を留めなかったのだが、突っ込んで考えて考えてみると、
レポートのまとめ自体はもう時間の無駄だから、次のステップ(俯瞰できるものをつくる)にいくべきだ、
というのか
そもそも経済状況のまとめ自体、無駄だからもう何もしなくてもいいよ、というのか
分からなくなった。

このまとめは、きっかけはどうあれ、自主的にやると言い出したものだけれど、
最初から、やるよ、とは報告していたので、
今になって無駄という言葉が出てきたことに、むかっ腹が立ってきた。

でも自分に対して、これは確実に言える。
無駄じゃない。
これは既に書いた通りに。絶対に。

社内で活かされなくても全然いい。
自分のやりたいことで活きてくるところがあるかもとも思っているし。

できあがったらここでアップして、
見てくださる方にご意見を伺ってみるのも面白いと思うし。

最後にもう一度、自分へ。
無駄じゃないからね。大丈夫だよ。



Re: そのとおり。


藻谷 浩介
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-06-10

現在のデフレは、生産年齢人口(15~64歳)の減少から
1.需要不足・消費不足が起こり(高齢者は消費<貯蓄であるため)、
2.モノが売れなくなり、
3.企業の収益が落ち、
4.労働者の給料が減り、
5.消費意欲が高いはずの現役世代のその意欲を削ぎ、
1にまた拍車をかけているサイクルで起こっていることなのだ、
ということを
基礎的なデータの提示と、それに対して予想される反論を掲げ
さらにそれに反証を提示して行くという
わかりやすい経済本。

これに対する解決策として
3つの目標と3つの具体策を提示しているが、
この具体策の論の展開が薄いのが残念だった。

特に、その目標のうちのひとつ、
「生産年齢人口が減るペースを少しでも弱めよう」
に対する具体策
「女性就労の促進と女性経営者の増加」には、
女性としてはすんなり「いいね!」とは言えない内容。
女性就労の促進自体はいい。正しいと思う。
だが、それを促すための策として、
退職した男性高齢者が家事に当たればいいと、
さらっと書いて終わっている。

大変なのは、家事ではない。育児だ。
家事もそれなりに時間をくうので、大変は大変なのだが
家のことだけなら、自分の工夫次第であったりするので
仕事との両立はなんとかなる。
でも、これは最近お世話になりだしたある男性も仰っていたことが、
育児は子供の予測不能な動きに対応する必要がある。
危ないことをしないか張り付き状態になる。
いけないことをしたならば、ちゃんと向き合って教える必要がある。
子供とはいえ、心をもった人間だから、
言葉や態度にも気をつける必要がある。

もしそれを、男性高齢者の方々にお願いするとしたら。
大変申し訳ないが、直感的に恐い。
その世代の方々は、
仕事一辺倒、家庭よりも会社を優先してきた方々が多いと思う。
そういう方々にそれができるのか?と思ってしまう。

直感でしかないので、ここは是非、男性の皆さんからの
「そんなことない!」というご意見を頂戴できたら、と思う。

わたしだって、安心して子供を預けて、誰からも文句を言われず、
遅くまでバリバリ仕事ができる環境がほしい。
それが確保できるなら、
もっと前向きに、生産年齢人口増加に貢献することを検討しますよ。

と、建設的ではない意見になってしまった...



やって損なし!ひとり合宿のススメ。(その2: やりたいことリストの作り方&自分の答え)


先の投稿に続きまして。本題です。
わたしのやりたいことって、どうやってまとめたの?
どんなんになったの?というお話。


まず、参考にした記事はこちら。

来年「本当にやりたいこと」を見つけるための4ステップ - @IT自分戦略研究所
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/fujimi/06/01.html

2010年の年末の記事なので、ちょっと古いですが、
難しすぎず、時間さえちゃんと取れば投げ出さずにできそうと思ったので採用しました。


この記事では大きめの付箋を使ってやっていらっしゃいますが、
わたしは、練習も兼ねて、MindNodeというマインドマップアプリを使いました。

index.png

自宅ではiMac(無料版アプリ)で、ホテルではiPad(850円の有料アプリ)で。
無料と有料アプリ間では、同期をしてくれないので、dropboxを使ってファイル移動させてます。
iPad版は、文字編集時にタップをしてキーボードが出てくるまでにちょっとモタツキ感はあるものの、
マップの整形にあまり気を取らずに済むので、考えることに集中する際にはオススメツールかと思います。


踏んだステップは、参考記事の通りで、
1.「やりたくないこと」を書き出す。
2.「やりたいこと」を書き出す。
3.「思い」と「行動」の一貫性を整理する。
4. テーマを決める。
の4つ。
参考記事には書かれていない、わたしなりの部分を以下に書いていきますね。


1.「やりたくないこと」を書き出す。

これは、ホテルへ行く前にやり切っていきました。
思いつく端から出していっても良いのかもしれませんが、
わたしも、参考記事の筆者さんが仰る通り、考えを広げたかったので
衣/食/住/仕事/勉強/お金/家族/人(家族以外全般)/思考・言動
とカテゴリを決めてから、それぞれ「どうしたくないか、なりたくないか」を出していきました。

小さいですが、イメージだけ掴んでくださいw
詳細を見られてはちとアレなので^^;

やりたくないこと_convert_20120331235018

このカテゴリの中で、もしかしたら、思考・言動がイメージがつきにくいかもしれませんね。
そんな難しいことは書いていなくて、
思いつくとすぐやってしまう、とか、突き詰めない、とかその程度の
自分のここは直したい~と思う思考・行動パターンを書いています。



2.「やりたいこと」を書き出す。
ここから先が、ホテルにて。
やりたいことマップのベースを作るのに、
やりたくないことマップに書いたことを、そのまま正反対の言葉に変換しました。
ちょっと意味が通じないところも出てきたので、それは適宜修正しながら。
そのベースに、年始で既に出していた、2012年にやりたいことを書き足して、
重複するところや、考えが変わって無くてもいいと思ったものを削除しました。
出し切れたかどうか不安だったので、ここでtwitterで
「わたしは何をよくつぶやいている印象ですか?
何に主に興味がありそうに見えますか?
何に対して楽しそうにしてますか?
何でもいいから教えてくださいっ(^◇^;)」
とフォロワーさんに問いかけました。
自分が興味を持っていることというものは、
意外と自分では分かっていなかったりします。

本当は、自分の日々のつぶやきから、何を多く発言しているか拾ってみようと思ったのですが、
これというサービスが見つけられず、フォロワーさんに聞いてしまった、
というわけですw
時間があれば、事前に自分のつぶやきを眺めておくとか、
先日読了本としてここでもご紹介した、
「たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門」

にもEvernoteを活用しての自分のつぶやきの分析方法が書かれていますので、
ご参考になさってみるとよいと思います。
(但し、Evernoteにつぶやきが溜まるまでのある程度の日数が必要です。)
これを読むと、自分が興味を持っていることというものは、
意外と自分では分かっていない、ということもよく分かったりします。
わたしの場合ここで、やりたいこととはまた別の、意外な&深い深い発見ができて、
それは先日のブログで浅くですが書いていますので、
そちらをご参照くださればと思います。
横道にそれたものの、これはこれでほんっとうに、聞いて考えられてよかったと思いました。
フォロワーさんとのやりとりから、
本筋の、やりたいことについては、
もう自分が考えていたことで網羅できていると思ったので、
次のステップへ。
3.「思い」と「行動」の一貫性を整理する。
参考にした記事にもある通り、やりたいことを

・我慢:本当はやりたくないのに、仕方なくやっている。
・断念:本当はやりたいのに、あきらめている。
・自由:やりたくないことを、自分の意思でやっていない。
・充実:やりたいことをやっていて、充実している。

の4つのカテゴリに分け直しました。
参考記事のマトリックスもご覧になりながらやってみると分かりやすいと思います。
わたしは、断念のところは、あきらめている、というよりも、
やりたいのにやっていない、くらいに読み替えることにしました。
そもそも「やりたいこと」から分け直しているので、
断念のところは多いです。
ですが、自由や充実に入ってくるものもちゃんとあって、
自分の意志でこれだけのことは決めて行動できているんだな、と安心できました。
これからは、どんどん断念から充実へ移動できるものを増やしていくぞー!
って感じですね。
4. テーマを決める。
できあがったマップを眺めてみて、決めたテーマは、
「丁寧に創り丁寧に積み重ねる。」
今まで、大雑把のO型らしい生き方をしてきてw
蓄積してきたものがない、もしくは薄っぺらく感じていて、不安になっていたようです。
それを補完しようと、ココ最近は、分かりやすい資格取得に走っていたのかもしれません。
なので、これからは、丁寧に、そして意識して積み上げていく。そんな人生にしようと思っています。
テーマを決めると、自分の情報に対するアンテナも定まるので、
不思議と関連した情報が目にとまりやすくなりますよ^^
税理士試験に対する自分の答えは?
そもそもやりたいことを整理しようというきっかけになった、
税理士試験に対する自分の考えは、というと。
「自分のやりたいことから考えれば、
税理士の資格は不要、簿財の知識があれば充分、
もし税務の知識が必要となっても、今ある人脈の中でご協力を仰げばよし、
自分だからこそ出てくる発想をもっともっと膨らましていくことに、もっともっと時間を充てていくべき!
だから、今年の夏の試験を最後に、試験勉強からは離れよう。」

という考えに至りました。
今回作ったマップを見直し、加筆・修正していく中で、
また必要を感じることがあれば、戻ってくるかもしれませんが、
今は、士業全般から離れる予定です。
ちなみに、やりたいことというのは、
それ自体がアイディアのネタなので、ここでは言いませんw
(既にtwitterで漏らしていたりはしますがw)
最後に。ひとり合宿or時間のススメ。
ひとり合宿でなくても、ひとりの時間を持つということは、
自分と向き合ういい機会になるのでオススメです。
自分がやりたいこと、自分が幸せと感じることに集中すると、
それをやりたいと考えているだけでも、
他者に依存しない、左右されない時間が作れるので、
安定的な気持ちを自分で引き出せます。

わたし自身、ひとりでこんなに充実した気持ちを持てるようになるとは、思ってもみなかったです。
わたしもまだまだ発展途上ですけれど、
精神的に自立したいと思っているアナタ。ぜひ、ひとり合宿or時間を試してみてください^^

やって損なし!ひとり合宿のススメ。(その1:ヒルトン成田編)


先週末の24、25日に、ヒルトン成田でひとり合宿をしました。

IMG_0760.jpeg

ひとり合宿?何それ?と思われた方、いらっしゃるかもしれませんが、
最近ひとり時間というものが話題になっていたりしまして。
「ひとり時間で自分を変える!」と日経ウーマンさんもうたっていたりするわけです。
http://www.fujisan.co.jp/product/1926/b/777018/

今までやってきた税理士試験勉強にも色々と疑問が出てきていたので、
3月頃までに一度きちんと自分のやりたいことを見直そう、と
年末年始あたりからずっと
「どこかでじっくり考えたいな~」と思っていました。

そこへfacebook上の企画として、ヒルトン成田さんが、
1部屋1泊5,000円で泊まれちゃいますというキャンペーンを張り出したのが丁度目に留り。
(ちなみに、このキャンペーンの申し込みは2月末でもう締め切られています。残念ながら。)

場所も日常から離れて、がっつり考えるか!と思って決行したわけです。

まずは、ヒルトン成田さんはこんなんでした!というまとめをいたしますね。
わたしが自分のやりたいことをどうやってまとめたかは、次の投稿で。




撮った写真をアルバムにして、
それぞれにコメントを添えました。
スライド左下の吹き出しをクリックして頂ければ 出てきます。
こちらをご覧になって、ヒルトン成田を感じ取って頂ければ^^

ほんとにひとりで行ったので、わたしは写っていません。
ご容赦をw

頑張り過ぎない。


頑張り過ぎない。

2012年の自分のやりたいことに、
これが新たに加わった。

これは、頑張り過ぎないように注意したい、
という意味ではなく、
「過ぎる」部分から自分を解放していいんだ、と気づけたので
それを自分にじんわり定着させていこう、という意味。
注意という意識レベルから、無意識レベルに持っていきたい、と言えばいいだろうか。

そう気づくにいたった思考プロセスは、自分の10代までの家庭内事情に関わるものなので、
今のところつまびらかにするつもりはないけれど、簡単にいうと、
何故自分は頑張り過ぎないようにと言われるんだ?いつからそんな自分だったんだ?
と思いあたる過去に遡りきってから、とにかくWhyを繰り返した。

何故だ。
何故そういう思いをし、何故そういう行動をしたんだ、と。

そうして、今の自分から客観的に過去の自分を見たとき、
そのときの自分がなんとも可哀想になって、思わず泣いてしまった。

自分に、ここがどうも好きではない、それを解決したい、と思うところがあるのであれば、
過去へ遡り切ってのWhyはとてもお勧めかと思う。

ただし、自分が解決したいと思う部分は、自分が嫌いな部分のはずであるから、
やるにはそれなりのパワーがいる。
嫌いな自分とガチで向き合う覚悟が必要。

そこまでしなきゃ解決できないの?という人がいるかもしれないけれど、
問題解決には原因の正しい把握が必要で、
原因を正しく把握できているのかどうかは、頭の中で軽く考えているだけでは、非常に怪しかったりする。
わたしもWhyを繰り返すまでは、
歪めて捉えていた。

まあ、やらなきゃいけない、という話では全くもってないので、
やりたいと思われた方だけ、どうぞ(笑)


読了☆バカの理由


アルボムッレ・スマナサーラ
サンガ
発売日:2011-06-14

自分の会社の社長から回ってきた本。

仏教の考えに基づいた、何故人はバカ(無智)なのか、という話。

宗教は真理を説こうとするから
「これはこうなのだ」という書かれ方をすると、
うーむ(汗)となってしまうけれど、
それでも自分なりに読み取ったことは、以下の通り。

無智は感情を心にぴったり接着させる。
無智の強弱で、怒りや欲といった感情が強いか弱いかが決まる。
無智とは物事について客観的に、冷静に判断できない状態。
無智を防ぐにはどうすればよいか。
それは如理作為(にょりさい、ありのままにデータを丁寧に入れて認識する心の働き)を働かせること。
主観で認識しない。

「自分はあの人にこう思われているかも」とか
「あの人が自分のことをああ言っていたらしい」とかいった類いの話で、
心穏やかではなくなっている人がいるが、
もちろん自分もそのうちのひとりだったりするが、
大方、自分の思い込みで悪い方に捉えていたりする。

つまり、ありのままに物事を捉えていないから
冷静に判断できずに、負の感情が強くなって
心がどんどんそれに捕われてしまう。

それがバカ(無智)ということ。


...めちゃくちゃ自分に思い当たる(苦笑)
そして時々、そういう自分の状態を
「わたしバカよね、おバカさんよね。。。」と思ったりもする。
無智なのかそうでもないのか、さてはて(笑)



読了☆たった一度の人生を記録しなさい(五藤隆介 著)


Evernoteはこう使えば便利だよ、と単に面白い使い方を説明しているだけかと思いきや。

ライフログは、あなたの人生に気付きと成長をもたらしますよ、
それを楽しく続けるためにこういったアプリをこう使えばいいですよ、
一番便利なのはEvernoteなので、これ説明しちゃいますけどね、
といった感じの本でした。

自分のやりたいことが見つからずに悩んでいる人には、
どうすればそれが見つかるかのヒントが書かれているので
とってもとってもオススメかと。

早く記録を取りたい!と強く思わせられたのはココ。

思い出の品も全部写真に撮って残す。

もちろん、物自体も残すのだけれど、
記録も取る。何故か。
著者曰く、
「替えがたい思い出がそばにあるということは、
自分の人生を丁寧に生きようという意識へとつながります。」

ライフログ、深いですw



読了☆もう、資格だけでは食べていけない (横須賀てるひさ 著)


わたしって、ほんとに士業やりたいの?
という自分への問いの解を出すヒントにならないかと思って
読んだ一冊。

士業も、マーケティングしないと生き残れません、
こういう方法でやれば、成功しますよ、というマケ本。

士業でなくても、ネットを使ってビジネスを構築しようとするときに
参考になる手法がたくさん書かれていたので、
これからネットにも力を入れたいと考えている人なら
どなたが読んでも損はないと思う。

自分へのヒントになりそうなこともあった。
この辺の思考は、時間をまた別に取る予定。



下田(2012年12月)


ずっとアップしたいなーと思いながら、今日まで 滞ってしまっていたものを、ようやく。
昨年の末に 行ってきた下田。
会社保有のリゾートマンションに2泊。
解説したいんだけど、ひとまずフォトスライドのみでw






Rochester & Buffalo Trip (2011年12月29日~2012年1月4日)


もういっちょ。
年末年始の Rochester & Buffalo Trip♪
これもひとまず、フォトスライドだけ。






Re: 四十にして迷わず。


時々、ふと、あるものをゼロに戻したくなる。
無かったことにしたくなる。
壊したくなる。
そんなこと、やったらやったで、すごく寂しくなるくせに。

30過ぎても、こんな風に心の隙間がふとできる。
どうしたものか。。。



フォントには人格がある。 大切なものの周りには、スペースがある。(読了☆売れるデザインのしくみ)



新書の「デザインセンスを身につける」を先に読んでからの、本書読了。
先週のうちに読み終わっていたが、またもやようやくのレビュー。

本書の方が古いが、新書でデザインの考え方を理解したあと、
こちらで具体的な方法を知るという感じで読み進められたので、
私にとっては適した順番だったと思う。

特に、フォントとホワイトスペース。

フォントには人格がある。
大切なものの周りには、必ずスペースがある。

という言葉に、いかに今までの自分の使い方が
曖昧なものだったのかということに気付かされた。

本書を教科書としてに手元に置きながら、
なんとなく選ぶ・配置する、から、
何故それを選ぶのか・何故そこに置くのかを
自分の中で理由付けするようにしていき、
自分らしさを明確にする、というところにつなげていきたい。

・・・そうなると、自分らしさって何?という
根本問題にぶち当たるんだけどね。
これはこれでまた考えていかないと(笑)


コレ訳してみた!→”10 Ways to HookInto & Onto Facebook.”


会社の方からのお願いを受けて、

10 Ways Your Startup Can Hook Into Facebook, Part I

10 Ways to Leverage Facebook for Startups: Part II

に掲載されているパワポ資料を訳してみました。
マーケティングプラットフォームとしてのFacebookを通じて
どうやって顧客と結びついていくかについて触れられています。

せっかくなので、その訳をここに載せてみようかと。
ただ、ご覧になる方は、以下のことをご了承頂いた上でお読みくださいませ。

・Facebookページに親しみがある方向けの資料になっています。
・理解しやすいようにある程度、意訳しています。
・訳に自信がないところはまだ赤字になっています。
・原文からデータを落として日本語に書き換えているので、一部体裁が崩れています
��3点目と4点目は、時間があるときに直せるところは直していこうと思います。)







ざっくりとした訳でいいよ、とは言われていたものの、
プレゼンで説明されることを前提として書かれているためか、
そもそもの書かれ方がざっくりとしていて
言外の意味を掴むのに、なかなか骨が折れましたw

使われている単語は、さほど難しくはないのですが
直訳すると読み手が理解ができないものになってしまうのです。
その分野での使われ方とか、その用語の意味も調べるのに、
かーなり、ぐーぐる先生にお世話になりましたw

それでも、プロの翻訳家ではないので、間違ってるところがあるかもしれません。
もしあれば、ご指摘頂けたら助かります。勉強になりますんで。


もしこれが、どなたかのお役に立つようであれば・・・
嬉しいなぁ・・・(〃∇〃人)



Re: ええやん。


IMG_0434.jpg

一昨年末から、なんとなく避けていたパーマでしたが。
ちょいと ふわん とさせてみますかと思ってかけてみました。
ふふ。ふわんふわん♬

あー、やることあるのに、こんなことに時間を使ってしまったw



感謝→幸せ増幅。(Re: 感謝。)


年末年始に旅行に行っていたせいもあって、
2011年の振り返りと2012年にやりたいことのアウトプットができずに
もたもたもた、としておりましたが(笑)

ようやく書きますよっと。

ではまずは、2011年の振り返り。

コレできた!というものは以下の通りかなと。
・座右の銘が作れた。
・税理士試験で、自分を追い込めた。
・Danceに自信がついた。
・Soul musicの収集ができた。
・ダーツを始めた。
・10年ぶりにBUFFALOへ行くにあたって、
 その10年でできたことを振り返ることができた。

座右の銘が作れたのは、自分の中でなかなか大きかったです。
これのおかげで、年後半はポジティブな流れを作れたかな、と。
この座右の銘については、Facebookのノートにまとめていたので、
詳細はそのページに譲ることにします^^ http://ow.ly/8C14N
その他のことは、詳しくは書きませんが、ご興味あればご質問くださいませw

逆に、できなかったことはこれかなー。
・10年の振り返りから、この先の10年をどうするか、を導き出したかったが、それがまだ見えず。
・仕事としてやりたいことが、またぼやけてきた。
・税理士試験、簿記論と消費税法を受験したが不合格。あと一息だった。

この3つは、相互に絡み合ってる感じですね。
税理士資格を取ってやってみたいと思うことはあったのですが、
ここが今、ぐらついています。
会計分野で本当に自分は身を立てていきたいのか?というところから考え直す必要があると
思っていて、それは3月いっぱいぐらいまでに、何かしらの方向性は出したいなと思っています。

で、2012年にやりたいこと!
・この先の10年、どうしたいか固める(さっき書いた通りね)
・今あるスキルをもっと磨く:電卓、フォトリーディング、TOEICのSWなど
・仕事での新たなミッションを楽しくこなす。
・知識を深める:読書(移動中の時間を有効に!)、聖書を読んでクリスチャンの考え方を理解、デザイン。
・情報蓄積の方法を確立する(evernoteに戻る?)。
・好きなものを追求、深堀する:genten、Soul music、Dance、珈琲、カフェめぐり、
 Google+にメモしたWantsの実行、iPad・iMacの活用。

意味不明なものもあると思いますけど、
こなしていったら、またここで報告していくと思いますので、
それぞれの詳細説明は今は割愛させてください。
てか、全部書いてたら、いつまで経っても書き終わらないw

他にも、自分の意識に常に留めておきたい事とか言葉なんかも
まとめてたりするのですが、いっこだけ紹介するとすれば、
この先10年、やってはいけない、というか、注意しなければいけないと思っていること。
それは、感謝の気持ちを忘れてはいけないということです。

インターネットが身近にあって、SNSで人とつながることが当たり前になって、という中で
お付き合いが深くなっていくかと思いきや、あまりに簡単にコンタクトが取れてしまうが故に
どこかで軽んじてしまっている自分がいないだろうか、とヒヤリとするときが時々あるのです、最近。
「ありがとう」を言い忘れていたり、自分を気にかけてくれている人のメールを後回しにしてしまったり。
何となく、人付き合いが雑になってきてしまっていないか?と思うのです。
そこが雑になっている、ということは、根底には感謝の気持ちが薄れているからなのではと。
人が自分に対してやってくださることを、当たり前と思っているのではないかと。

自分の言動は自分に跳ね返ってくると思っているので、
でもって、自分が人からつまらない扱いをされたりするのは嫌なのでw
ここはね、大事にしていきたいと思います。
(自分の信条と相容れない人に対しては、大人のスルーで参りますけどねw)


こんな時間に書いてると、ちゃんと文章としてまとまっているだろうか^^;とちょっと心配になったりw
また書き改めるかもしれませんが、ひとまずこの辺で^^



読了☆デザインセンスを身につける


ウジ トモコ
ソフトバンククリエイティブ
発売日:2011-09-20

デザインについてど素人の私にとって、この本は、
デザインの基本ルールが分かりやすく書かれていたことだけでも
読んでよかったと思えるものだったが、
最もよかったのは、
第四章「デザインでブランドを育てる」において、
デザインマーケティングという考え方を知れたこと。

すでにできあがっている物を売るため、
宣伝のためのデザインではなく、
マーケティングのためのデザインをすべきだと。

企業の考え、価値観を表現し、ブランドを醸成し、
顧客=ファンを作って、商品を”買いたい”と思ってもらう、
(いかに売るかという売り手目線ではなく)
そういう役割を果たすデザインを考えるべきだと。

利益に直結しているように感じられないせいか、
自分の会社でも大事にされている考え方とはまだ
言いがたいと思う。

けれど、今後何か事を進めるにあたっては、
これは強く意識していきたい考え方であるし、
また、いろんな場面で自分の行動に
自信を持たせてくれるものになるんじゃないかと思う。



読了☆宮部みゆき著「火車」

宮部 みゆき
新潮社
発売日:1998-01

失踪した女性の情報が少しずつ少しずつ集めてられいく過程で、
人間のちょっとした欲や見栄が
いつでもこういった不幸を起こしうるんだよと
じわりじわりと戒められているような感じがした。
細かな心理描写が、そのじわり感を深いものにしていると思う。

締めくくり方がまた何とも...
是非続編を出してくれと思わざるを得ない。