土星、好きになっちゃいな


『土星は人生の終着点』



先週末の横浜ナディアさんでの
占星術研究会において、
とある話題で師匠のマーリさんが
出してくださったお言葉。

そこからふと考えたことを
今日は書いておこうと思う。

(締切に追われている
仕事があるのにね~。
そういう時に限って
書きたくなるのよね~。
テヘペロ。)


個人の成長と
個人が内側に持つ惑星の
質の開花は連動している。

25~35歳頃に
自分らしい生き方に目覚めると
自我を司る太陽が開花する。

その生き方を通して
社会に向け精力的に
働きかけていけるようになると
行動力を司る火星が開花する。
これは35~45歳頃。

さらに理想を同じくする
他者とつながりながら、
その働きかけの影響範囲を広げていくと
拡大、発展を司る木星が開花する。
これは45~55歳頃。

そして、拡げたものを
後世へと伝えていくために
仕組化していけるようになると
継続、秩序を司る土星が開花する。
これが人生の終着点と言われている。
年齢期としては55~70歳頃。


この土星が入っている
星座やハウスをみることで
老齢期にどんな感じの人になるか
ということも分かるだろうし
この人生でやってきたことを
どんな風にまとめあげていくのか
ということも分かるだろう。


でもこの土星、「鍛錬」や「抑制」
という意味も持つだけあって、
若いうちは苦手と感じやすい部分でもある。

なかなかできない
こんなんじゃダメ
こんな自分見たくない
なかったことにしたい

などなどと感じやすい。

でも。

その見たくないわ~
というところが
人生の終着点。

人生をまとめあげていく力の源。

だったら、できるだけ早いとこ
自分の見たくないところを
受け入れてしまったほうが
いいではないか。

好きになる、というのは
すぐには難しかったとしても
「こんなわたしもわたしよね~」
とその部分を
ハグできるくらいには
なってしまったほうが
よいではないか。


と思ったのだ。

ちょっと手厳しい質であるがゆえに
そこはかとなく嫌われ者の
(ように扱われていると思う)
土星くん。

わたしは大好きなのだよ。


あなたの土星は何星座だろうね?

あなたの苦手意識があるところ。
だけど向き合えば
確実にあなたの肥やしになるところ。