読んだけど要再読→「ユングと占星術」

ユングと占星術 新装版

著者:マギー・ハイド氏。
訳:鏡リュウジ氏。

一通り読みましたが、
私にとって読み応えありすぎて、
要再読本行きです(汗


それでも一回目の読みで得られたことは。

占星術家は決定論者ではない。
あなたはこういう運命のもとに生まれたと
決めつけることができる人ではない。
その人のチャート上のシンボルを読み解くにあたって、
習慣的には「核となる意味」があるが、
人それぞれの個別の状況、
過去の経験などに応じて柔軟に解釈しなければならない。

ということでした。
ここから私は、
クライアントとの会話は必須だ、
チャートだけで解釈をしてはならない、と
確信を得ました。
(その間に師匠との会話もあって、ですが。)


ユングは、
「明らかに、占星術は
心理学に多くの貢献ができます。」
と述べていたそうです。

そのユングの思想を占星術の中に
積極的に取り入れたのが、
ディーン・ルディアとリズ・グリーン。
彼、彼女らのおかげで
心理占星術という領域が発達しました。

しかし、鏡氏も指摘している通り、
この著者は
心理占星術へ疑義を投げかけています。

でも私はその「疑義」をまだ
きちんと読み取れていません。

心理占星術がどういうものか、
それすらまだきちんと掴みとれていません。

だから再読本行きです。
私がこれから勉強すべきことを
教えてもくれました。

まずはリズ・グリーン攻めをすべく
図書館へ足を伸ばそうと思います。